単独忍び猟
- 2025.02.12
- 畑と狩猟

単独忍び猟がやりたくて始めたと言っても過言ではありません。
でも、入れていただいた猟隊がとても居心地が良く、いろいろ勉強にもなるし、
主に勢子で参加しているけど、目の前に獲物が飛び出てきたり、
上手く獲物を追い出せて無線で”倒したよ~”てのも嬉しい。
週末は巻き猟。
平日に時間あったら忍び。
猟隊の人も時間あったら山へ行けよ!って言ってました。
忍びで行くと、獲物は必ず目にします。
車降りたら、山の斜面をイノシシが歩いていたなんてことも。。
どうも焦ると頬付けが甘いようで、発砲時に銃が暴れます。
何回も練習しました。
幾つかの群れに同時に遭遇して、5発ほど外したことも(ヘタクソw
そして忍びで行くこと10数回。
ついに仕留めました。
一度群れに遭遇するも、ここはスルー。
30分ほど歩いてまた前方の斜面に群れが。
距離は50m以上(60~70かな)
片膝ついて弾を装填、正面に構え、木々の間で止まった瞬間に発砲!
一瞬、獲物がよろめくのが見えたので、これは入ったなと確信。
急いで確認へ。
赤引いてる!
追跡開始。シカはバイタル入っても100m走ったりするらしい。
理想はヘッドショットだけどなかなかね。。
とにかく追います。
かなりの出血と想像できる感じ。
うまく歩けていない様子。
途中、休んだ跡があったが血溜まりもできてる。
そして糞も確認。でかいのでオスと想定。
稜線を越える辺りで見失う。
赤が確認できず、軽傷だったか? と考えながら一旦戻る。
すると下っている赤を発見!
何回も休んだ跡があるのでこれは行ける!
早く留めてあげないと!
沢に下り、雪が無いので慎重に赤を追う。
そして前方に逃げる姿を確認。
少し追跡すると、そこにうずくまっていました。
かなりの巨体。怖いのと、ちょっとゴメンねと思いました。。
猟隊で獲った獲物もこんなに大きなのは見たこと無い。
頭をかかえるようにうずくまっているので、弾を装填して恐る恐る近寄る。
頭を上げた瞬間。。
転がりました。怖いのでもう一発留め矢をいれました。
初矢は大腿部を貫通。
30~40分ほど追跡し。結局、初矢を撃った地点の下へ戻ってきていました。
血抜き、解体、運び出し。もうヘロヘロです。
猟期2シーズン目で、ついに単独忍び&大物猟に成功!
しかも三段ツノの大物!!
ツノを比べた感じだと、7~8才くらいかな。

-
前の記事
罠の監視 2024.12.03
-
次の記事
ニホンジカの有害駆除 2025.02.25