単独忍び猟

単独忍び猟

単独忍び猟がやりたくて始めたと言っても過言ではありません。

でも、入れていただいた猟隊がとても居心地が良く、いろいろ勉強にもなるし、

主に勢子で参加しているけど、目の前に獲物が飛び出てきたり、

上手く獲物を追い出せて無線で”倒したよ~”てのも嬉しい。

週末は巻き猟。

平日に時間あったら忍び。

猟隊の人も時間あったら山へ行けよ!って言ってました。

忍びで行くと、獲物は必ず目にします。

車降りたら、山の斜面をイノシシが歩いていたなんてことも。。

どうも焦ると頬付けが甘いようで、発砲時に銃が暴れます。

何回も練習しました。

幾つかの群れに同時に遭遇して、5発ほど外したことも(ヘタクソw

そして忍びで行くこと10数回。

ついに仕留めました。

一度群れに遭遇するも、ここはスルー。

30分ほど歩いてまた前方の斜面に群れが。

距離は50m以上(60~70かな)

片膝ついて弾を装填、正面に構え、木々の間で止まった瞬間に発砲!

一瞬、獲物がよろめくのが見えたので、これは入ったなと確信。

急いで確認へ。

赤引いてる!

追跡開始。シカはバイタル入っても100m走ったりするらしい。

理想はヘッドショットだけどなかなかね。。

とにかく追います。

かなりの出血と想像できる感じ。

うまく歩けていない様子。

途中、休んだ跡があったが血溜まりもできてる。

そして糞も確認。でかいのでオスと想定。

稜線を越える辺りで見失う。

赤が確認できず、軽傷だったか? と考えながら一旦戻る。

すると下っている赤を発見!

何回も休んだ跡があるのでこれは行ける!

早く留めてあげないと!

沢に下り、雪が無いので慎重に赤を追う。

そして前方に逃げる姿を確認。

少し追跡すると、そこにうずくまっていました。

かなりの巨体。怖いのと、ちょっとゴメンねと思いました。。

猟隊で獲った獲物もこんなに大きなのは見たこと無い。

頭をかかえるようにうずくまっているので、弾を装填して恐る恐る近寄る。

頭を上げた瞬間。。

転がりました。怖いのでもう一発留め矢をいれました。

初矢は大腿部を貫通。

30~40分ほど追跡し。結局、初矢を撃った地点の下へ戻ってきていました。

血抜き、解体、運び出し。もうヘロヘロです。

猟期2シーズン目で、ついに単独忍び&大物猟に成功!

しかも三段ツノの大物!!

ツノを比べた感じだと、7~8才くらいかな。